節税するなら青色申告

フリーランサーだと必ず毎年とおらなければならない関門として確定申告があります。自分が支払わなければならない所得税額を計算して税務署に納める必要があるのです。課税所得の計算においては収入から必要経費と各種所得控除を差し引くという作業が必要になります。申告の方法には白色申告と青色申告があり、後者を選ぶと書類作成に手間はかかるものの、必要経費として認められる科目が増えたり、控除される科目が増えたりするというメリットがあるのでこちらを選んだ方が節税できるのが一般的です。

青色申告を選ぶ場合には申請書の提出を行った上で、損益計算書や貸借対照表といった書類を作成するといった必要が生じます。その帳簿や領収書類等を5年間または7年間保存する必要も生じるなどの事務的な雑用が増えてしまうのがデメリットです。しかし、この帳簿を複式簿記で行うだけで65万円の控除を受けることができます。白色申告を行う場合には社会保険料等の誰もが必要で支払っているものしか控除されないのに対して大きなメリットになるのです。また、赤字を3年間まで繰り越したり、家族への給与を全額を必要経費にすることができるといった点も追加されます。特にフリーランスを始めたばかりで収益がなかなか上がらなかったり、家族に仕事を手伝ってもらっていたりする頃にはとても結うようになります。この他にも経費として計上できるものが多々あり、青色申告を行うと大幅に節税できることもあるのです。

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