フリーでやるならキャリアや業績が必須
フリーで仕事を行っていくためには着々とキャリアを積み重ねていくことが必要になります。仕事の獲得に際してはその技術力や能力を評価する方法としてキャリアしかないのです。資格試験や認定試験に通過しているということも多少考慮はされることもあります。しかし、それは最先端の場では最低限のことであって、なかったとしても相応の業績が上げられているのであればその方が大きく評価されることになるのです。
そういった評価は直接報酬に響きます。多くの請負の案件では能力に応じて報酬を決めるという形で募集されていることが多く、提出された履歴書や実際の面接を通してそれが確定することになります。本当に能力のあるフリーランサーであればそこで自ら交渉を行うことも可能です。このときには雇用者と被雇用者という関係ではなく、依頼主と請負人という形であり、いずれも事業者として対等な立場にあるからです。その交渉の際には客観的な指標が必要であり、これまで行ってきた仕事の内容や扱ってきた分野の広さ、実際に行ってきた職務といった内容がいかに優れたものであるかということを伝えることが必要になります。
その際に役立つのがキャリアと業績であり、これらがあってフリーランサーは稼ぎをあげていくことが可能になるのです。個人事業主だから解雇されることはないとはいえ、そういった経歴がきちんとしていないと仕事を得ることすらできなくなってしまうということは肝に銘じる必要があります。
しかし、キャリアも大事ですが稼ぐフリーランスになるポイントを把握していれば、これからフリーに転身する方も活躍していくことが出来ます。